【はじめに】
はじめまして。S4シングルにて三桁&レート2000を達成したため記念に構築記事を書きました。よろしくお願いいたします。
最終596位 R:2005(最高:2026)
【構築】
【構築コンセプト】
①初手で荒らす
②カバルドンで砂展開
③ハカドッグで一掃
【構築経緯】
- すなかきにより砂下では圧倒的素早さ&圧倒的な火力のお墓参りを繰り出せるハカドッグに魅力を感じて使おうと考えた
- すなおこしにはバンギラスとカバルドンがいるが、テツノツツミを筆頭とするポケモンの様子見の身代わりを「ふきとばし」によって強制的に交代させることができる点を考慮してカバルドンを採用した
- ハカドッグのメインウェポンであるお墓参りは味方2体が瀕死の際に威力が150となるため、構築コンセプトにも前述したような以下の流れが一般的である
①初手で荒らす
②カバルドンで砂展開
③ハカドッグで一掃
そのため、①初手で荒らすことが可能なポケモンを検討した
そこで、対面で強く後続にも負荷の掛けやすい襷セグレイブと耐久に厚く振ったブーストエナジーハバタクカミを採用した - 最後に、ハカドッグを採用しない場合の考慮をした
本構築記事ではアシパクエスパトラやオニゴーリ等への回答として天然悪テラスドオーを採用し、キョジオーン、アーマーガア等の回答として隠密マント水ロトムを採用した
【個体紹介】
カバルドン@さらさらいわ
特性:すなおこし
テラスタイプ:炎
性格:いじっぱり
207(188)-165↑(140)-140(12)-×-113(164)-68(4)
H:テラス時の砂ダメージ考慮の16n-1
B:セグレイブのつららばり4発99.71%耐
A:地震でH4振ハバタクカミを砂込みで確1、H4振サーフゴーを確1
D:残り
- 最初は漢の陽気AS水テラスタルカバルドンを使用していたが、ブーストエナジーのハバタクカミやテツノツツミに対して岩石封じや吹き飛ばしをしてハカドッグを通すルートを作る必要があったため若干耐久寄りにした
- ただ、火力が無いとカバ対面で砂を枯らされる動きをとられてしまうので最低限の火力は確保した
- テラスタイプは氷、草、妖を半減にして水を等倍にできる鋼でも良かったかもしれない
セグレイブ@きあいのタスキ
特性:ねつこうかん
テラスタイプ:氷
性格:いじっぱり
191(4)-216↑(252)-112-×-106-139(252)
ASぶっぱ
- カバドッグで行く場合は8割くらい初手で投げた
- マスカーニャ、セグレイブ、コノヨザル対面では巨剣を打ち、ハバタクカミ対面ではつららばりを打った。ヘイラッシャに交代されても巨剣突撃を打ちまくりハカドッグが最終的に通るようにしていた
- 相手が襷で耐えてきた際は、相手のパーティにテツノツツミがいなければ氷の礫を打ち、いる場合はアンコールやら身代わりで積まれる危険性があるので巨剣(or地震)を撃つかカバルドンに引くようにした
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:古代活性
テラスタイプ:ノーマル
性格:臆病
147(132)-×-107(252)-168(100)-156(4)-173↑(20)
- シーズン3最終3位の対面性能の高いHBハバタクカミを流用した(そのため詳細な調整は割愛)
- 最低限の行動は絶対してくれるため選出もしやすかった
ロトム(水)@隠密マント
特性:浮遊
テラスタイプ:鋼
性格:控えめ
157(252)-×-127-170↑(238)-127-109(20)
HCベース
S:S4振ロトムの抜き抜き調整
- キョジオーン入り、受けループに対して投げた
- 相手視点だとキョジオーンが本パーティに刺さっているように見えるため、逆にキョジオーンを狩ることができた
ドオー@食べ残し
特性:天然
テラスタイプ:悪
性格:慎重
225(156)-95-95(116)-×-165↑(236)-40
地震
毒々
自己再生
たくわえる
H:食べ残しのための16n+1
B:臆病ハバタクカミのサイコショックを蓄える+残飯で確定2耐
D:残り
- クエス構築や稀に見るオニゴーリ等が重いので天然悪テラスドオーを採用した
- 逆に、それ以外のパーティにはほぼ選出しなかった
- ただアーマーガアに対して打点がないためクエス×アマガにはハバタクカミの滅び等でうまく回させる必要があった(実際に当たったのは1回のみだった)
- 相手の特殊アタッカーに対面させ蓄えるを積むことで、交替先の物理アタッカーも弱点を突かれなければある程度見ることができたので採用した試合はかなり活躍していた
ハカドッグ@いのちのたま
特性:すなかき
テラスタイプ:格闘
性格:いじっぱり
149(12)-168↑(252)-121(4)-63↓-120(20)-115(220)
お墓参り
テラバースト
かげうち
身代わり
H:珠ダメ意識の10n-1
A:少しでも火力を上げるためブッパ
S:砂下準速スカーフガブリアス抜き
D:残り
- 圧倒的火力のお墓参りが強かった
- ハバタクカミやテツノツツミのブーストエナジーは抜けないため、前述のカバルドンで岩石封じor吹き飛ばしで素早さ関係を逆転することと、地震でかげうち圏内にいれることのどちらが良いかを検討してハカドッグの一貫を作った
- テラ闘は上位になるにつれ読まれるため、テラ妖や鋼、炎も検討したが、テラ闘で拾える試合の方が多いと思ったため変更しなかった
【選出】
基本選出 or++
- 考えることが少なく回せるため使いやすい
- パラドックスポケモン(ツツミ、ドクガ、カミ)は低耐久なのでそもそもカバルドンでステロを撒く意味があるかどうかを検討する
- 砂ターンを稼がれた場合は、ハカドッグの身代わりを上手く使って砂を再展開させる動きも重要
イルカマンorキョジオーン入り+oror
- 初手は敵パーティによって柔軟に対応する
- イルカマン入りには当たらないことを願う(勝率3割程度)
受けループ++oror
【最後に】
- はじめて構築記事を書いたため、拙い点等あれば申し訳ありません
- 準伝説が追加されると、この一般的なハカドッグは使用しづらくなるため、新しい型を検討していきたいと思います
- なお、本構築記事はS1で68位を獲得した風見鶏ナギさんの構築記事、動かし方をベースにしています(以下リンク)。S1シングル 初手要員+カバハカドッグ 【最終68位】|ポケモンパーティ構築|ポケモン徹底攻略 (yakkun.com)